新着情報
ショッピングセンターでの万引き事件について、家庭裁判所(原審)と高等裁判所(抗告審)で結論が分かれた事例です。 少年(本件の少年は女性)の処遇選択を考えるにあたり、要保護性の検討について、参考になる事例といえます。 1 […]
18歳の少年が、共犯少年と共謀の上、歩道上で男性の背部を飛び蹴りしてその場で転倒させるなどの暴行を加えて、現金等が入ったバッグを強取し、加療約2週間を要する打撲傷等の傷害を負わせた強盗傷人保護事件において、家庭裁判所(原 […]
1 事案の概要(大阪高裁平成27年10月8日決定) 本件は、少年が、路上で、当時○歳の原決定第1の被害者に対しわいせつな行為をし、その1か月足らず後に、わいせつな行為をする目的で当時○歳の原決定第2の被害者を追尾して、マ […]
本件は、少年(14歳乃至15歳)が、1年余りの間に、スーパーの文房具売場の文房具を110点余り、図書館の備品(タブレット端末1台)、アルバイト先のコンビニの現金10万円を盗んだ3つの窃盗事件と、放置自転車1台を持ち去った […]
被害者が少年の交際相手との性交渉を目的として連絡を取ったと考えて立腹し、暴行を加えて、現金を脅し取った事件について、原審家庭裁判所は少年院送致と判断し、東京高裁(本件決定)はこれを取り消しました。 少年院送致されるかの、 […]
ゲーム依存状態の少年(非行時14歳1ヵ月の中学3年生)がゲーム場所を確保しようと考え、空き家であるか確認するために他人の家に侵入した事案について、広島家裁は、児童自立支援施設に送致する決定をしました。 これに対して、少年 […]
1 事案の概要 ~ 宮崎家裁令和4年7月14日決定 少年は、共犯者らと共謀の上、正当な理由がないのに、令和4年△月×日午前1時15分頃、廃業したホテル○○に、機械室出入口ドアの開口部から進入し、同ホテル(鉄筋コンクリート […]
1 ぐ犯(虞犯)事由・ぐ犯性 少年は、平成24年○月○日に初等少年院を仮退院となり、保護観察中である。 平成25年○月○日に別の保護観察中の者を殴って左頬骨折の傷害を負わせるなどし、同時期から保護観察の無断不出頭がみられ […]