借地条件変更の申立て【借地非訟】弁護士が詳しく解説します
借地契約において、建物の構造や用途などの制約(例:建物は2階までに限る、建物は木造に限るなど)を特約で定めていることがあります。 増築や改築を行いたい場合に、このような特約との抵触が問題となってしまうことがあり得ます。 […]
借地「条件」~変更には地主の許可が必要?強行は解除されるか?
借地契約は、何十年も前に合意した契約条項が残っていることが多々あります。 借地契約の内容の中に、築造する建物を「非堅固建物に限る」などのように、「居住用に限る」、「木造2階建てに限る」など、建物の種類、構造、規模、又は用 […]
増築・改築・建替え(借地上の建物)をしたい!地主の許可は必要?
借地権は、長きにわたって続きますので、契約途中で建物が古くなってしまい、改築などをしたい場面もあるでしょう。 借地上の建物は、借地権者の所有であり、建物の増改築は借地権者が自由に行うことができる性質のものです。 もっとも […]
【増改築許可の申立:借地非訟】借地上建物の問題を弁護士が解説
借地契約において、建物の増改築を行うことは、耐用年数が延長され、借地権の存続期間に影響を及ぼすことになります。 契約期間の延長は、地主にとって大きな打撃となりますので、借地上建物の増改築は当事者にとって利害の対立が大きく […]
借地契約更新後の建物再築許可申立事件(借地非訟)を分かりやすく解説
(借地契約の更新後の建物の滅失による解約等)第8条1 契約の更新の後に建物の滅失があった場合においては、借地権者は、地上権の放棄又は土地の賃貸借の解約の申入れをすることができる。2 前項に規定する場合において、借地権者が […]
借地契約が期間満了したら?借地人の更新請求 VS 地主の異議と正当事由
借地契約は、借地権の存続期間が満了した場合、当事者が合意をすれば終了せずに、継続します。 これに対して、更新の合意がされない場合には、本来は期間満了によって契約は終了するはずです。 借地権は、土地上に建物を所有することを […]
借地権の存続期間とは?借地法・借地借家法の適用関係から説明します
第1 借地法・借地借家法の2つの借地権 1 借地借家法の制定 かつて土地・建物の利用関係は、旧建物保護法、旧借地法、旧借家法によって規律されていました。 現行法である借地借家法は、平成4年(1992年)8月1日に施行され […]
借地契約の「正当事由」とは?地主が契約の更新を拒絶するための要件
借地契約が期間満了となった場合であっても、当然に借地契約が終了する訳ではありません。 旧法借地権、借地借家法法(新法借地権)のいずれにおいても、地主には契約を終了させるためには、「正当事由」が必要とされています。 借地人 […]
借地の建物買取請求権とは?要件や時価の算定法をわかりやすく解説
借地契約が期間満了により終了した場合、借地人は建物を壊して現状にて土地を返す必要があるのでしょうか。 借りたものは元に戻して返すという原則からすると、まだ利用できる建物でも、取り壊してから返すのが筋が通っているといえそう […]